ペナンに事業拠点を置いている電子企業は、石油価格の下落を受けて消費者の購買力が上昇することから売り上げ成長を見込んでおり、今年の業況は明るいとみている。
ペンタマスター・コープのC.B・チュア取締役会長は英字紙「ザ・スター」のインタビューで、石油価格の下落を受けて電子機器の主要輸出先であるアメリカで消費者購買力が上昇していると説明。ガソリン価格の低下で、2%の昇給と同じ程度の出費が節約できるため、家電製品やモバイル機器などへの出費が増えると予想されている。原油価格下落の恩恵は欧州諸国やインド、日本、トルコなどの輸入国が受けている。