アメリカン航空は1月6日、米運輸省にロサンゼルス=羽田路線の開設を申請したと発表した。
日米間の合意により、米国の航空会社が保有する羽田空港の発着枠は1日4枠。現在の割り当ては、デルタ航空のロサンゼルス便、シアトル便、ハワイアン航空のホノルル便、ユナイテッド航空のサンフランシスコ便で埋まっている。
昨年12月、米運輸省はデルタ航空の発着枠1枠(シアトル便)を他社に再配分する是非に関する審議を開始。米国の大手航空会社の中で唯一、自社機が羽田に乗り入れていないアメリカン航空はシアトル便の割り当て変更を求めている。
アメリカン航空のスコット・カービー社長は「申請が通れば、羽田市場での競争が活発になり、米国が保有する発着枠を最大限活用できる。数多くの旅行客や荷主は新しくかつ有望な選択肢を手にすることになる」と述べ、認可に期待感を示した。