人財サービス企業のアデコグループは、日本およびアジア7か国・地域の子どもたちを対象に、「将来就きたい仕事」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。
調査は、日本では全国の6歳~15歳の男女を対象に、アジア太平洋各国・地域では日本、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムの7歳~14歳の男女を対象にインターネットアンケートと訪問調査で実施した。
調査結果によると、日本の子どもが就きたい仕事の1位は、男子が「サッカー選手」、女子が「パティシエ」となった。ワールドカップ ブラジル大会が開催されたこともあり、「サッカー選手」を12%の男子が選び、2位の「医者」(8%)を上回った。女子の1位「パティシエ」は、16.8%を獲得し、2位の「先生」(8%)とは2倍以上の差となった。
一方アジア太平洋地域(男女総合)では、「医者」になりたいと答えた子どもがもっとも多く、5つの国・地域で1位となった。次に人気があった仕事は「先生」で、2つの国・地域で1位、4つの国・地域で2位となった。日本は「パティシエ」がトップだった。そのほかタイでは、日本を含むアジア太平洋地域全体の中で、唯一「軍人」がランキング入り。軍事政権との距離が近いタイならではの結果となった。