タイと中国、鉄道建設の覚書に調印…ラオス国境とタイ湾結ぶ

鉄道 企業動向
ラオス国境からタイ湾へ 中国政府、タイで鉄道建設
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【タイ】タイ政府と中国政府は19日、ラオス国境のタイ東北部ノンカイ県とタイ湾に面したタイ東部ラヨン県マプタプット港を結ぶ標準軌の複線線路を両国が共同で開発することをうたった了解覚書にバンコクで調印した。

 タイのプラユット首相と中国の李克強首相の会談後、タイのプラジン運輸相と中国の徐紹史国家発展改革委員会主任が調印した。

 建設を予定しているのはノンカイからタイ東北部ナコンラチャシマ県、タイ中部サラブリ県ゲンコイを経てマプタプット港に至る全長734キロの路線とゲンコイ―バンコク間133キロの路線。中国政府が建設資金を融資し、2016年着工を目指す。

 中国はラオスでも鉄道建設に乗り出しており、全線が建設されれば、中国からラオス経由でマプタプット港まで鉄道で接続される。

 李克強首相はタイなど東南アジア5カ国と中国が参加する大メコン圏(GMS)首脳会議出席のため、19日に訪タイした。

 プラユット首相は22、23日に中国を訪問する。

ラオス国境からタイ湾へ 中国政府、タイで鉄道建設

《newsclip》

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