14日午前2時50分ごろ、愛知県名古屋市緑区内の国道23号で、道路左側の路肩に止めた乗用車の横でタイヤの交換作業を行っていた2人に対し、後ろから進行してきた大型トラックが衝突する事故が起きた。2人は死亡。警察はトラック運転手の男を逮捕している。
愛知県警 緑署によると、現場は名古屋市緑区大高町別所山付近で片側3車線の直線区間。乗用車は現場付近で右後輪タイヤをパンクしたため、道路左側の路肩に停車。運転していた知立市内に在住する70歳の男性と、同乗していた27歳の女性が車外に出てタイヤの交換作業を行っていたところ、第1車線を後ろから進行してきたとみられる大型トラックにはねられた。
2人は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。警察はトラックを運転していた熱田区内に在住する49歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。
警察ではトラック側の前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。