不正資金の国外流出、マレーシアはワースト5位…米民間研究機関レポート

米民間研究機関グローバル・フィナンシャル・インテグリティー(GFI)は最新の不正資金の国外流出に関するレポートを発表。

エマージング・マーケット 東南アジア

米民間研究機関グローバル・フィナンシャル・インテグリティー(GFI)は最新の不正資金の国外流出に関するレポートを発表。

マレーシアからの不正資金流出額は2012年489億3100万米ドル(1707億リンギ)、2003-2012年までの10年間で3948億6900万米ドルとなり、145カ国の中でワースト5位にランクされた。

ワースト1位は中国で10年間の累計は、1兆2524億1900万米ドルに達した。2位はロシア(9738億5800万米ドル)、3位はメキシコ(5142億5900万米ドル)、4位はインド(4395億8700万米ドル)。

東南アジアからは、インドネシア(1878億4400万米ドル)が8位、タイ(1716億7900万米ドル)が9位、フィリピン(934億9000万米ドル)が15位、ベトナム(280億5000万米ドル)が29位となった。

GFIによると、地域別ではアジアの不正資金流出が最も多く、世界の40.3%を占めていると分析。この傾向は過去10年以上続いていると指摘した。

広瀬やよい

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