JAF(日本自動車連盟)は、寒波により広い範囲で積雪となった12月6日、7日のロードサービス依頼件数をまとめた。
それによると、週末2日間に、積雪や凍結路面によるトラブルでJAFロードサービスに依頼があった件数は、全国で1261件。依頼は、積雪地域である日本海側に集中した傾向が見られるが、広範囲に広がっている。
依頼内容は、スリップ事故や落輪、タイヤチェーンの取付け不具合などが多く、ノーマルタイヤでトラブルとなった件数は312件。例年よりも早い積雪に、タイヤやチェーンの備えが不十分であったことがうかがえる。
今後も降雪や冷え込みが予想されることから、JAFでは、雪道や凍結路面での装備や安全運転の徹底のほか、大雪警報などが出た際には、車での不要不急の外出は控えるよう呼び掛けている。