シンガポールのチャンギ空港は11月25日、10月の利用実績を発表した。旅客数は前年同月比1.9%増の449万人、貨物量は同2.1%増の15万9700トン、航空機発着回数は同3.7%減の2万8380回を記録した。
旅客数の伸びが顕著だったのは、前年同月比14%増の南アジア路線。特にインド路線は同17%増。11カ月連続で前年同月割れだったタイ路線はプラスに転じ(同1%増)、シンガポール~中国間の旅客の往来も同5%増を記録した。
10月から11月にかけての主な動きとして、ジェットスター・パシフィック航空がホーチミン路線のデイリー運航を開始、ベトナム航空がフーコック路線を新設、マレーシアに本拠を置くマリンド・エアがクアラルンプール路線を1日3往復で運航を開始した。