エチオピア航空は11月14日、アフリカ航空会社協会の第46回年次総会で、安定した収益性と堅実な成長戦略が高く評価され、最優秀アフリカ航空賞を3年連続で受賞したと発表した。
年次総会について、テウォルデ・ゲブレマリアムCEO(最高経営責任者)は、アフリカ経済が急成長を遂げて、旅行分野も著しく発展する一方、その恩恵を受けているのがアフリカ以外の地域に本拠を置いている航空会社という現状に対し、アフリカ航空会社協会が危機感を募らせていると説明した。
ゲブレマリアムCEOは、打開策として、アフリカの航空会社同士でパートナーシップを締結し、クルー訓練、航空機整備、経営ノウハウといった分野で協力する必要性を説いた。また、アフリカを一つのマーケットとして捉え、非アフリカの航空会社に対抗すべく、各国政府に速やかな環境整備を要請するとしている。