携帯電話用ウェブブラウザとして人気の「Opera mini」の利用者が、インド国内で5千万人を突破し、ノルウェーを拠点とする同社にとって最大級の市場となっていると、エコノミックタイムスが伝えた。
Opera Softwareのラース・ボイルセン代表取締役は、インドのユーザーはスマートフォン市場の急成長に伴い、1年以内に2倍の100万人に至ると見ている。
また「ここにはまだ携帯電話でデータ通信を行ったことのない人達が数多くいる」とし、同社がインドネシアやロシアといった、携帯電話でのインターネット利用が普及していない地域を世界的な販売促進の中心に据えようとしていることを明らかにした。
Opera miniの利用者は世界で3億人いるが、マイクロソフトがこれを同社のフィーチャーフォンおよびAshaフォンのデフォルトブラウザとしたため、ノキアのウェブブラウザXpressからOpera miniに移行するようさらに1億人の利用者に求めている。また、これらの利用者の4分の1はインドにおり、同社は既に市場に出回っているAshaフォンのサービスも引き続き行うとしている。