ダイハツ工業は11月10日、新型軽乗用車『ウェイク』を発売した。ダイハツは2014年中に6モデルの投入を計画しており、ウェイクは5モデルめとなる。
三井正則社長は、6月の『コペン』から始まった新型車攻勢について、「これまでの手ごたえとしては、それぞれの車種の我々の思いが、しっかりとお客様に伝わっている。もちろんお客様のご意見を頂いて開発した車なので、当たり前かもしれないがしっかりと受け入れられているし、計画通り我々の思惑通りここまできていると思う。もちろんこの車(ウェイク)もそうなって欲しい」と述べた。
また足元の販売動向に関しては「まだ消費税増税の影響は残っているとみている。その影響を乗り越えて、新型車を出すということで、どれだけそれを盛り返せるかということだと思う」との考えを示した。
今回計画している新型6モデルのうち4モデルの生産を行う子会社のダイハツ九州に対しては「本当に4車種以外にもマレーシアの新工場のマザー工場もダイハツ九州で、みなさんに非常に頑張って頂いている。しっかり力をつけたなと思っている。今後もダイハツ九州の力を合わせて、我々ダイハツ工業と一緒にやっていきたい」とエールを送った。