いすゞ自動車は11月5日、2014年4-9月期(第2四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高8820億円(前年同期比+0.8%)、営業利益770億円(-14.7%)、経常利益は846億円(-12.4%)、純利益は496億円(-12.6%)だった。
第2四半期連結累計期間の総販売台数は、24万2270台(-4.7%)。国内は、国内向け投資の活発化による関連需要の増加もあり、3万5536台(+12.4%)と好調だった。海外は中近東・アフリカ地域でトラック販売が堅調に推移したが、タイ市場環境の停滞により、トラックおよびピックアップトラックの販売が低迷。20万6734台(-7.1%)と減少した。
損益については、主にタイでの減収や、今後の事業拡大に向けた成長戦略費用の増加などが影響し、減益となった。
通期業績見通しについては、売上高を1兆8500億円(前回予想比+100億円)に上方修正。営業利益1650億円、経常利益1750億円、当期純利益1000億円は、前回予測を据え置いた。