10月31日は世界各地で恒例のハロウィン・パーティーが開催されたが、その中で行方不明となったマレーシア航空(MAS)MH370便をパロディ化した仮装の写真が多数ブログに掲載された。
事件に心を痛めているマレーシアのネットユーザーから「被害者に対して鈍感すぎる」、「9.11テロに遭った世界貿易センタービルをからかうのに等しい」といった非難の書き込みが殺到している。
様々なソーシャルネット上には、MH370便をもじったと思われる血まみれのパイロットや客室乗務員の制服を着た扮装の写真が多数掲載されており、中にははっきりと「マレーシア航空」との表題が付けられたものも少なくない。大きなMH370便の模型を横に「MH370便を見つけた!」と書いた写真も掲載されている。マレーシア客室乗務員組合連合(NUFAM)は、関係者の感情を逆なでするものと批判した。