マレーシア農園一次産業省は、軽油にパーム油バイオディーゼルを7%添加した「B7」の推進プログラムに関して、マレーシア半島部において11月に導入すると発表した。ザ・スターが報じた。
サバ州およびサラワク州においては12月に導入する。
「B7」プログラムが導入されることで、バイオディーゼルの消費量は57万5000トンとなり、年間6億6760万トンのディーゼル油の消費量削減につながる。またパーム油ベースのバイオディーゼル油の消費量拡大につながると見込まれている。
政府は、バイオディーゼル油の消費量を拡大することで、二酸化炭素放出量を削減させることや、パーム油価格を安定させることを目的にしている。
「B7」は2009年に欧州連合(EU)で導入されている。またタイでも今年1月より導入された。インドネシアでは「B7.5」が2012年2月より導入されている。