カタール航空は10月23日、世界最大の総2階建て旅客機「エアバスA380」を、来年1月5日からドーハ=バンコク路線に投入すると発表した。
カタール航空のアル・バクルCEOは、A380のバンコク路線投入について、タイの首都へ向かう旅客と同航空を利用して世界中に向かうタイ人が順調に増え続ける現状を踏まえた決定と説明した。
カタール航空のA380は、旅客が長時間のフライトを快適に過ごせるよう、ゆったりとした客室、騒音の低減、温度・湿度の安定的な管理といった工夫を施している。ファーストクラスとビジネスクラス向けのラウンジを備え、全クラス向けのWi-Fiサービスを提供する。
同航空はA380をドーハ=ロンドン(ヒースロー)路線に投入したばかり。年内にはドーハ=パリ(シャルル・ド・ゴール)路線への投入、ロンドン路線への追加導入を予定している。