カタール航空は10月19日、同航空に納入されるエアバスA350XWB(エクストラ・ワイド・ボディ)の初飛行成功を発表した。
A350XWB初号機はエアバス本社や最終組み立て工場がある仏トゥールーズ上空を飛行した。同機は内装の仕上げ、追加の地上走行テスト、飛行テストなどを経て、年内に引き渡される予定。
A350XWBは長距離路線用の最新中型機。カタール航空のアル・バクルCEOは「従来の機体より幅が広くなり、利用者によりいっそうの快適さを届けられる」と説明。同航空はA350シリーズ80機を発注済み(A350-900型機が43機、より大きなA350-1000型機が37機)。