マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2014年9月の自動車販売台数は4万7771台で、前年同月比で13.1%の大幅減となった。
前月比では6.6%の減少となった。生産台数は4万9479台となり、前年同月比で8.4%の減少となった。
9月の販売は乗用車が4万1397台で前年同月比14.5%減、商用車は6,374台で同2.4%のマイナスとなった。生産台数は乗用車が6.8%減の4万5620台、商用車が24.1%減の3859台だった。
年初9カ月(1-9月)の販売台数は49万2305台で、前年同期比0.9%の増加。同生産台数は45万2467台で、同2.8%増となった。
MAAは9月の販売台数が落ち込んだことについて、国民車メーカーのプロトン・ホールディングスの『アイリス』とプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の『アジア』の発表待ち、「2015年度予算案を控えた模様眺め、自動車ローン審査の厳格化が影響したと分析。
一方、10月の見通しについては、引き続き自動車ローン審査の厳格化に悩まされるものの、新型車の納車が進むことから9月の水準は上回ると予想した。