サイドブレーキ掛け忘れの路線バスが滑走、後方のクルマに衝突

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13日午後2時25分ごろ、愛知県名古屋市天白区内の県道で、信号待ちをしていた名古屋市交通局が運行する大型路線バスが突然後退。後方で停車していた乗用車に衝突する事故が起きた。この事故で乗用車に乗っていた4人が軽傷を負っている。

愛知県警・天白署によると、現場は名古屋市天白区元八事2丁目付近。名古屋市交通局が運行する路線バスは信号待ちのために停車していたが、携帯電話で音声通話する乗客に注意するため、48歳の男性運転手が乗客のいた車両後方に向かっていったところ、後方へ滑走。バスの約4m後方で停車していた乗用車に衝突した。

この事故で乗用車が小破。乗っていた4人が打撲などの軽傷を負った。バスの乗客約10人にケガはなかった。警察ではバスの運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して運転手は「サイドブレーキを掛け忘れたようだ」なとど供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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