イギリスのロンドン・ヒースロー空港は10月13日、9月の利用実績を公表した。
旅客数は前年同月比0.3%増の658万人に達し、月間記録を塗り替えた。1便あたりの平均提供座席数は同0.4%増の204.8席、ロードファクター(座席利用率)は同1.1%増の81%。方面別旅客数はメキシコが同17.6%増、中国が同14.9%増、ブラジルが同10.3%増。
貨物量は同7.8%増の12万5000トン。方面別はメキシコが同57.2%増、ナイジェリアが同52.2%増。メキシコシティ路線の増便などが影響したとみられる。その他で目立ったのは、ロシア(同37.1%増)、中国(同25.6%増)、インド(同20.8%増)。
また、コンサルティング会社のイプソス・モリとポピュラスは同空港に関するアンケートの結果を公表した。下院議員の大多数は空港拡張(滑走路増設)賛成派と回答し、地域住民も賛成派が17ポイント上回った。