9月の企業倒産件数、14か月連続の減少…帝国データバンク

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件数・負債総額の推移
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帝国データバンクは、9月の企業倒産集計を発表。倒産件数は前年同月比3.9%減の785件、14か月連続で前年同月を下回り、9月としては2007年(785件)以来7年ぶりに700件台にとどまった。

負債総額は同32.5%減の1278億7900万円で、4か月連続で前年同月を下回った。負債1000億円以上の大型倒産は発生せず、同10億円以上も23件の低水準だった。

業種別に見ると、7業種中4業種で前年同月を下回り、なかでも建設業(同21.1%減)、運輸・通信業(同32.6%減)の2業種は前年同月比20%超の大幅減少となった。一方、小売業(150件、同7.9%増)、サービス業(154件、同10.8%増)、不動産業(33件、同37.5%増)の3業種は前年同月を上回った。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の構成比は84.2%(前月81.6%、前年同月84.0%)と、前月を2.6ポイント、前年同月を0.2ポイントそれぞれ上回った。

《纐纈敏也@DAYS》

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