名城大学の赤崎勇教授(名古屋大学特別教授)がノーベル賞受賞決定を受けて、豊田合成の荒島正社長が賞賛するコメントを発表した。
豊田合成は、1986年から赤崎教授の指導を受けて1991年、世界に先駆けてGaN系青色発光ダイオード(LED)開発に成功した。その後も引き続き教授の指導を受け、1995年には、事業化した。
同社の荒島社長は「本年受賞の日本学士院賞・恩賜賞に続き、今回のノーベル賞受賞は、赤崎先生がGaN系青色発光ダイオードの研究におけるパイオニアであり、その功績が認められたもので、当社としてもご功績を誇りに思う」とコメントしている。
LEDは、低消費電力・長寿命といった特徴をもち、近年では、電球や蛍光灯などの照明分野で急速にLED化が進むなど、適用分野が広がっている。