中東・アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ空港会社は10月1日、アブダビ国際空港の8月輸送実績を公表した。
航空旅客数は192万934人と前年同月から24.8%増加。アフマド・アル=ハッダイCOO(最高執行責任者)は旅客数大幅増の要因として「夏休みの終わりに伴う帰国ラッシュ」と「(中継地だけではなく)観光・ビジネスの目的地としてのアブダビ」を挙げた。需要の高まりに関しては、空港容量拡大計画の実行などで対応する考えを示している。
路線別旅客数の上位5路線はバンコク、ロンドン・ヒースロー、ドーハ、マニラ、バーレーンとなり、全体の15%を占めている。また、航空機発着回数は前年同月比15.4%増の1万3395回、貨物量は同9.9%増の6万6215トンだった。