強引に道路横断か、軽乗用車にはねられた女性死亡

自動車 社会 社会

23日午前11時30分ごろ、宮城県仙台市泉区内の国道4号で、徒歩で道路を横断していた44歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。強引に横断していたとみられ、警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

宮城県警・泉署によると、現場は仙台市泉区大沢2丁目付近。国道4号の本線(片側2車線の直線区間)とは金属製のフェンスで隔てられた幅員約3.5mの側道。横断歩道や信号機は設置されていない。44歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、側道を左方向から進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は全身を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく翌27日未明に死亡した。警察はクルマを運転していた38歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場の側道は一方通行路。道路沿いのカーディーラーやホテルに入るためのもので、近くの交差点から分岐している。国道の本線は24時間を通して交通量が多い。

聴取に対して運転者の男性は「突然出てきたのでブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では死亡した女性が強引に横断したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース