鉄道構造物の剥落、今年4~8月は16件…国交省検証会議

鉄道 行政

国土交通省は9月24日、鉄道構造物の剥落に関する調査結果をまとめたと発表した。2013年度は47件の剥落が発生しており、今年に入ってからも16件発生していたことが分かった。

同省は2012年12月に発生した中央道笹子トンネル事故や、鉄道構造物からの落下物の発生を受け、学識経験者や鉄道事業者で構成される「鉄道構造物の維持管理に関する基準の検証会議」で、鉄道構造物の維持管理に関する基準について検討を進めている。

9月24日に開催した検証会議のワーキンググループで、2013年度から2014年8月31日まで報告のあった鉄道構造物における剥落事象をとりまとめた。それによると、2013年度はコンクリート片やモルタル片の剥落が17事業者で47件発生。内訳はトンネルが18件、橋りょうが21件、その他の構造物が8件だった。

今年4月から8月31日までは8事業者で16件発生しており、トンネルが3件、橋りょうが11件、その他2件だった。これ以外にトタン板や案内板、標識なども56件の落下の報告があった。

国交省は今後、既に公表済みの2012年1月1日から2013年3月31日までの剥落事象とあわせて分析し、列車の安全運行や第三者に危害を及ぼすおそれのある場所での維持管理に関する検討に反映させるとしている。
《レスポンス編集部》

編集部おすすめのニュース

特集