セランゴール州、外国人購入不動産の規制強化…最低価格引き上げ&ゾーン制に

セランゴール州政府は1日より、外国人や永住許可証(PR)保有者、外国企業が購入できる住宅不動産の最低価格を引き上げた。ザ・スターが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

セランゴール州政府は1日より、外国人や永住許可証(PR)保有者、外国企業が購入できる住宅不動産の最低価格を引き上げた。ザ・スターが報じた。

価格の引き上げは、3つのゾーンに分けて実施された。ゾーン1(ペタリン、ゴンバック、フル・ランガット、セパン、クラン)とゾーン2(クアラ・セランゴール、クアラ・ランガット)の住宅不動産の価格は100万リンギから200万リンギに引き上げられた。またゾーン1とゾーン2の商業不動産は100万リンギから300万リンギ、ゾーン1、ゾーン2、ゾーン3(フル・セランゴール、サバ・ベルナム)の産業及び製造不動産は、100万リンギから300万リンギに引き上げられた。

情報筋は、セランゴール州が最低価格を引き上げたことに関して、外国の不動産業者の大規模進出を食い止めるためとの見解を示した。

マレーシア政府も今年1月より、外国人が購入することのできる不動産最低額を50万リンギから100万リンギに引き上げていた。

広瀬やよい

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