カタール航空は9月16日、エアバスのドイツ・ハンブルク工場で、記者説明会を開催し、A380型機の第1号機受領を報告した。
総2階建てのA380は快適な乗り心地と環境に配慮した設計に関する評価が高い。座席数は517席(ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが48席、エコノミークラスが461席)。同航空はエアバスにA380-800を10機発注し、年内に4機を受領するとしている。
同航空は10月よりドーハ=ロンドン路線にA380を投入し、その後はパリ路線で運航を開始する見込み。新拠点空港・ハマド国際空港(新ドーハ国際空港)はA380の運航を念頭に置いた設備となっている。16日現在、同機対応ゲートは6カ所あり、旅客はスムーズな搭乗が可能としている。