ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは9月10日、乗用車の生産体制を、グローバル規模で再編すると発表した。
新たにメルセデスベンツは、商品ラインナップを、車台や駆動方式により、4つに大別。「MRA」は後輪駆動車、「MFA」は前輪駆動車、「MHA」はSUV、「MSA」はスポーツカーとなる。
MRAは、『Sクラス』、『Eクラス』、『Cクラス』。MFAには、『Aクラス』、『Bクラス』、『CLA』、『GLA』が属する。MHAは、『Mクラス』、『Rクラス』、『GLクラス』、『Gクラス』。MSAは、『SL』と『SLK』を指す。
従来、メルセデスベンツの生産体制は、各工場単位で運用されてきた。今後は、MRA、MFA、MHA、MSAの4つの組織に分かれ、最適な生産体制を構築する。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、Markus Schafer生産担当取締役は、「優れた組織によって、競争力を持続的に強化していく」と語っている。