小6の全国統一試験、問題漏洩で30日に延期

11日に実施が予定されていた小学6年次に受験する全国統一検定試験(UPSR)の科学と英語の試験問題の漏洩が、相次いで明らかになった。

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11日に実施が予定されていた小学6年次に受験する全国統一検定試験(UPSR)の科学と英語の試験問題の漏洩が、相次いで明らかになった。

イドリス・ジュソー副教育相は、警察による初歩捜査で漏洩元と疑わしい4カ所と関係者数人を特定したと発表した。

科学の試験問題がインスタントメッセンジャー・アプリの「WhatsApp」を通じて流出していたことが試験前日の10日に判明していたが、翌11日にも英語の試験直前に問題が流出していたことが判明、受験生らはすでに席についていたが急遽中止となり、科学試験と同様に30日に延期されることとなった。算数の試験問題も流出したとの噂が流れている。

試験が延期されたことで、全国の8,384校の47万2,853人の生徒に影響が出た。
ムヒディン・ヤシン副首相(兼教育相)は、マレーシア試験委員会が標準業務手順(SOP)に沿っていなかったため試験内容が流失したとして、試験の準備や配布方法について再度見直しを行うと発表した。

広瀬やよい

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