ドバイ空港公社、アール・マクトゥーム国際空港の拡張計画を本格実行へ…事業費は3兆円超

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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ空港公社は9月8日、ムハンマド・ドバイ首長がプロジェクト「ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)」の中心を担うアール・マクトゥーム国際空港の拡張計画を承認したと発表した。

総事業費は320億ドル(約3兆4000億円)。事業の一部は、年間1億2000万人の利用とエアバスA380型機100機の同時受け入れが可能なサテライトビル2棟の建設。工期は6~8年。旅客の利便性を意識し、搭乗までの手続き・ターミナル内の移動時間の短縮を図る。

拡張計画の位置付けは「未来に向けた極めて重要な投資」(グリフィス・最高経営責任者)。地元経済を支える航空セクターは、旅客数・貨物量の増加により、2020年までにGDP(国内総生産)の3割弱を占める見通し。また、空港公社はエミレーツ航空が20年代中頃をメドにDWCへ拠点空港機能を移転すると想定している。

《日下部みずき》

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