マレーシア・ペナンの11歳の天才画家、オバマ大統領から感謝状

ペナン州に住むアスペルガー症候群の小学生が絵画に才能を発揮。彼の画集に感心した米国のバラク・オバマ大統領からこのほど感謝状をもらい話題となっている。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア
ペナン州に住むアスペルガー症候群の小学生が絵画に才能を発揮。彼の画集に感心した米国のバラク・オバマ大統領からこのほど感謝状をもらい話題となっている。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ホワイトハウスから手紙をもらったのは11歳のデルウィン・チア君。5歳の時にアスペルガー症候群と診断された。アスペルガー症候群は、特定の領域で高い能力を発揮するが「空気をよむ」ような行為を苦手とする発達障害が特徴。デルウィン君もIQは114と高く、若くして絵画で才能を発揮した。

絵を書き始めたの9歳の頃で、「ぼくは描ける」(I can draw)という題名の画集をすでに出しているが、誰がオバマ大統領に贈ったかどうかは両親にもわからないという。

オバマ大統領から送られてきた大判の封書には、「世界は君のように学校で頑張って、地域に奉仕し、大きな夢を描いている若い人を必要としている」「我々は多くの困難に直面しているが、君の助力でより明るい未来を築けるだろう」などと書かれていた。オバマ大統領のポートレートも同封されていたという。

デルウィン君の作品は、緻密な線描で画面いっぱいに人々や動物などをユーモアあるタッチで描くのが特徴。2012年に国連が主催した展覧会に初出品し、翌年2月には初個展を開いてギネスブックのマレーシア版「マレーシア・ブック・オブ・レコード」に国内最年少で個展開催したアーティストに認定されている。
伊藤 祐介

編集部おすすめのニュース