世界有数の電池メーカーで、自動車事業も手がける中国のBYDは8月24日、2014年上半期(1‐6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は267億1570万元(約4510億円)。前年同期比は2.6%増と、堅調だった。
しかし、純利益は3億6069万元(約60億円)にとどまった。前年同期の実績に対して、15.5%の減益となっている。
大幅な減益となった大きな要因が、新車販売の減少。自動車部門のBYDオート(比亜迪汽車)の2014年上半期の世界新車販売は、およそ18万台。前年同期比は、27%減と落ち込む。
2014年上半期、この自動車事業の売上高は、前年同期比7%のマイナス。一方、携帯電話事業は好調に推移しており、自動車事業の不振を補った形となった。