卒業生に女性社長が多いのは…日大、慶應、早稲田、青山学院

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 帝国データバンクは、女性社長の就任経緯、年齢、業況、出身大学、業種などを集計・分析し、「2014年全国女性社長分析」にまとめた。

 今回の調査では、2014年6月末時点の信用調査報告書ファイル「CCR」、企業概要ファイル「COSMOS2」から「株式会社」「有限会社」の代表を務める社長のべ117万5,505人のデータ、および当該企業の業績データを抽出した。

 調査結果によると、全社長数に対する女性社長数の割合は7.4%で、13.5社に1社程度が女性社長であることが判明した。また、女性社長の過半数(50.9%)は「同族継承」により社長に就任。自身で起業した「創業」は34.7%にとどまった。一方の男性社長は、「創業」が43.1%でトップ。以下、「同族継承」(36.6%)、「内部昇格」(11.5%)と続いた。

 女性社長の出身校トップは日本大学で230人。以下、慶應義塾大学(206人)、早稲田大学(192人)、青山学院大学(184人)と続く。上位は私立大学が占めており、国公立大学のトップは、お茶の水女子大学(40人)。東京大学は38人となっている。

 また、女子大学、女子短期大学に絞ると、女性社長数トップは日本女子大学で184人。以下、共立女子大学(123人)、聖心女子大学(99人)、京都女子大学、武庫川女子大学(各76人)と続く。また、女子短期大学の中では、共立女子短期大学が70人でもっとも多かった。

 業種別では、美容業が35.1%でトップとなった。2位の化粧品小売(34.4%)とともに割合が1/3を超え、“美”に関する業種が上位に目立つ。3位は老人福祉業で2,039人(29.9%)。介護福祉士国家試験の合格者のうち、毎年8割近くが女性となっていることからも、同分野への女性進出が他業種に比べ進んでいることがわかる。

女性社長、出身校トップ3は日大・慶應・早稲田

《水野こずえ》

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