ヨロズが発表した2014年4-6月期の連結決算は、経常利益が前年同期比57.0%減の6億3500万円と大幅減益となった。
売上高はタイで落ち込んだものの、主に日産自動車向けに米国・メキシコ・中国での生産が好調だったのに加え、新拠点の稼働もあって同12.6%増の356億8600万円と増収となった。
営業利益は増収の効果で同11.8%増の13億4700万円と増益だった。経常利益は為替差損の発生で減益、当期純利益は同83.6%減の8100万円と減益だった。
通期業績見通しはタイや中国を中心としたアジアの売上げが想定を下回っているのに加え、為替差損の発生も見込むため、下方修正した。売上高は前回予想より10億円マイナスの1480億円、営業利益が2億円マイナスの68億円、経常利益が5億円減の63億円、純利益が1億円マイナスの34億円となる見通し。