パレスチナ暫定自治区のガザでイスラエル軍による市民をターゲットとした攻撃が続いている問題で、マレーシアでもソーシャルメディアを通じて呼びかけが行われ、抗議活動が行われている。
トレンガヌ州ドゥングンではイスラエル製品のボイコットを呼びかける運動に2,000人以上の若者が参加した。主催者の1人、20歳のモハマド・ヌルハフィズディン氏によると、イスラエル製品のリストを載せたパンフレットを配布してボイコットが呼びかけられた。参加者の一部がレストランのドアを揺らしたり、物を投げたりしたため一時的に小さな混乱が起きた。
ボイコットを呼びかけている非政府組織(NGO)「アクサ・シャリフ」のハフィジ・モハマド・ノール会長は、こうした行動があったことについて、違法でありイスラムの教えに反していると批判。今後は「マクドナルド」の店舗前での抗議活動を行わないようにすべきと指摘した。
別のNGO、アマン・パレスタインは「ブラン・クマラハン(怒りの月)」とするイベントを9日から開催する予定で、イスラエル製品のボイコットを呼びかけるとしている。