飲酒運転のクルマ、速度超過状態で前走車に追突

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3日午後1時10分ごろ、北海道石狩市内の国道231号を走行中のRVに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。この事故で双方の6人が重軽傷。警察は追突車を運転していた29歳の男性から飲酒運転の容疑で事情を聞いている。

北海道警・札幌北署によると、現場は石狩市生振付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は100km/h近い速度で走行。カーブの先にいた前走するRVに気づくのが遅れ、そのまま追突したとみられる。

この事故で双方のクルマは中破。被追突側のRVに同乗していた13歳の女子中学生が重傷。運転していた札幌市北区内に在住する53歳の男性ら4人が打撲などの軽傷を負った。追突側のクルマに同乗していた男性1人も軽傷を負っている。

追突車を運転していた29歳の男性から酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「石狩市内の海水浴場で酒を飲んだ。帰る途中だった」などと供述しており、警察は飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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