アルパインは7月31日、2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は695億9400万円(前年同期比+1.9%)、営業利益は20億1300万円(同+40.5%)、経常収益は19億4200万円(同+1.5%)、四半期純利益は8億2900万円(同-36.5%)となった。
音響機器事業では、日・米・欧の市販市場で、高精細・高画質ディスプレイやスマートフォン用アプリケーションに対応した高付加価値機能搭載CDプレーヤーに加え、ブルートゥース機能搭載のエントリーモデルの販売強化を図ったが、売上は厳しい状況で推移した。
情報・通信機器事業では、国内市販市場に10インチ大画面ナビゲーションを投入、売上拡大を図ったが、消費税増税後の反動減を補うことができず、売上は横這いで推移。一方、海外市販市場は、欧州で複合製品の販売が堅調に推移したことに加え、6月末より北米に新製品の車種専用大画面ナビゲーションを投入し拡販に努めたことから、売上が伸長した。
通期業績見通しについては、前回予測を据え置いた。