フォルクスワーゲンAGがインドに特化…コスト削減と売上向上のため

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フォルクスワーゲン ポロ セダン
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フォルクスワーゲンAGは、インド国内で生産する自動車部品を増やし、コスト削減と安価な自動車が占める自動車市場で落ち込んだ売上の向上を図ると、エコノミックタイムスが伝えた。

インド参入から5年を経て、フォルクスワーゲンはその製品が高価であり、車種も豊富でないことから、現在獲得しているシェアはわずか2.1%にとどまっている。

同社は中国においては市場を牽引する存在であるが、インドにおいてはヒュンダイや、マルチ・スズキといったコンパクトカーメーカーや、トヨタのようなミドルクラスのメーカー相手に苦戦を強いられてきた。

今年3月末までの会計年度において、同社の販売台数は前年比24%減の5万2,525台となっており、14の自動車メーカーのうちシェア率で第6位となった。

ただし、インドの自動車保有率は1000人に対して13人と低く、今後2018年までには世界で第3位の自動車市場になると見られており、同社もこの2、3年のうちに新しいモデルを発表し売上の回復を図りたいとしている。

編集部

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