マレーシア航空は7月18、同航空17便事故についての第4報を発表した。
同機は、国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)に認められたルートを飛行中、ウクライナ領空を高度3万5000フィート(約1万700m)で進入することをウクライナの航空管制機関にリクエストした。
しかし、ウクライナの航空管制の指示により高度を3万3000フィート(約1万m)に変更。その後、レーダーから機影が消えたという。この高度の変更が撃墜の原因になった可能性がある。
この事故後、マレーシア航空機の欧州便は、ウクライナ領空を避け、トルコ南部を飛行するルートに変更した。