アイシン精機の米国法人、アイシン・ワールド・コーポレーション・オブ・アメリカ(AWA)は7月14日、北米新本社の開所式を行った。
同社の北米新本社は、米国ミシガン州ノースビルに建設を進めていたもの。完成した新本社は、ミシガン州の西ウェイン郡に位置し、先進技術の集積地に程近い場所に立地。アイシン・テクニカル・センター・オブ・アメリカ(ATC-A)の北米本社も入る。
アイシンは1984年、米国に進出。以来、累計約2億5000万ドル(約250億円)を、ミシガン州に投資してきた。米国内の5事業所では、合計700名以上を雇用。
今回のアイシン・ワールド・コーポレーション・オブ・アメリカとアイシン・テクニカル・センター・オブ・アメリカの北米新本社の完成により、現地では51名の追加雇用が創出される見込み。
アイシン・ワールド・コーポレーション・オブ・アメリカのJohn Koenig社長は、「北米新本社の開所は、ミシガン州および現地顧客に対する投資を継続することの表れ。北米新本社が、顧客にメリットのあるエンジニアリングや商品開発の効率性引き上げを、可能にするだろう」と語っている。