大同工業は7月11日、昨年8月より建設を進めてきた米国子会社「DAIDO CORPORATION OF AMERICA」における四輪車用チェーン生産工場が完成し、稼働を開始したと発表した。
同社では既に四輪車用チェーンの輸入販売を行っていたが、昨年より急速に回復し始めた北米の自動車需要を受け、北米自動車市場への本格参入を決定。同社における四輪車用チェーン生産工場の建設を進めてきた。
新工場では、導入設備の試験稼働と最終調整を終え、昨日行われたオープニングセレモニーを経て、徐々に本格的な生産に移行し、顧客への納入を開始する。
同社では当該次事業について、2016年に1800万米ドル(約18億円)の売上を見込んでいる。