緊急走行中の救急車が衝突、患者が負傷

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6日午前6時ごろ、愛知県名古屋市西区内の市道で、緊急走行中の救急車が赤信号の交差点に進入したところ、交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で搬送中の患者と、同乗の付き添い者1人が打撲などの軽傷を負っている。

愛知県警・西署によると、現場は名古屋市西区上名古屋2丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。救急車はサイレンと赤色灯を使用した緊急走行中で、赤信号の交差点を通過しようとしたところ、交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

衝突によって双方の車両は小破。救急車で搬送中だった70歳代の女性と、付き添いとして同乗していた50歳代の女性が打撲などの軽傷。救急隊員や乗用車の乗員にケガはなかった。2人は別の救急車に乗り換え、病院へ搬送されている。

警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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