グラフェンの商業利用目指す行動計画を策定 マレーシア

世界的注目が集まっているグラフェンの活用を目指す、国家グラフェン行動計画(NGAP)2020が3日、発表された。

エマージング・マーケット 東南アジア

世界的注目が集まっているグラフェンの活用を目指す、国家グラフェン行動計画(NGAP)2020が3日、発表された。

グラフェンは「奇跡の素材」とも言われており、ダイヤモンドより堅く、ゴムのように伸ばすことができ、壊れないとされている。NGAP2020ではゴム添加剤やリチウムイオンバッテリー陽極素材/ウルトラ・キャパシタ、導電性インク、ナノ流体、プラスチック添加剤の5分野がグラフェン活用の恩恵を受ける可能性がある分野に挙げられている。

グラフェン関連事業は2020年までに国内総生産(GDP)に90億リンギ、国民総所得(GNI)に180億リンギ貢献することが見込まれている。

イドリス・ジャラ首相府相によると、グラフェンの商業化はマレーシアの産業界のイノベーションにとり画期的な出来事となると見込まれている。

千田真理子

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