日産自動車は24日、定時株主総会をパシフィコ横浜で開催。カルロス・ゴーン社長と西川廣人COOは、2013年度の日産の販売および財務実績と、2014年度の業績見通しを報告した。
西川COOは、2013年は、財務および販売実績、事業拡大の成果、ゼロ・エミッションにおけるリーダーシップ、自動運転技術の開発、そして革新的な新商品および技術の発表といった各方面で前進を果たした年になったと、2013年度の業績を振り返り、目標達成を強調した。
ゴーン社長は、2014年度の業績見通しに加え、今後の成長に向けた包括的な事業戦略を繰り返し述べた。2014年度中、グローバル自動車産業において前年比1.6%増の8440万台が販売される見込みだとし、同社は前年比8.9%増の565万台の新車を販売するとの目標を示した。その結果、日産のグローバル市場シェアは過去最高の6.7%となる見込み。今年度の当期純利益は4050億円を見込むとした。