カタール航空のアクバ・アル・バルクCEO(最高経営責任者)は6月19日、都内で会見し、2016年度までに年間搭乗実績を3000万人に引き上げる計画を明らかにした。13年度実績に対しては56%の増加を見込むことになる。
会見でバルクCEOは「2013年度の搭乗実績は1920万人。5月の新ドーハ国際空港の供用開始でワイドボディ機がどんどん納入されてくるので、14年度は2200万~2300万人になるとみている。これを16年度までに3000万人に伸ばしたいと考えている」と述べた。
カタール航空は6月18日からの羽田空港への乗り入れによって就航都市が143になった。現在、総額500億ドルを投じて280以上の機材を発注しており、「14年末には142機を超える保有になる」という。また15年までには170機にまで拡大し、170都市以上に国際線ネットワークを拡大する計画。