日本板硝子は6月19日、昨年11月に引き上げていた、自動車用スーパーUVカットガラスの国内生産レベルを再び引き上げると発表した。
スーパーUVカットガラスは、紫外線を約90%カットする強化ガラスの車内面に、さらに紫外線を吸収する膜を成膜し、紫外線約99%カットを可能にした高機能なガラス製品。自動車のフロントドアを中心に使用され、運転席や乗員の日焼けを防止し、快適なドライビング環境を提供する。
同製品は、日本国内市場向けの様々な車種に採用が拡大しており、標準搭載が進んでおり、トヨタ『ノア』『ヴォクシー』、日産『デイズ ルークス』、三菱『eKスペース』などで既に採用されている。
同社はスーパーUVカットガラスの国内生産数量を昨年11月に引き上げていたが、引き続き需要が旺盛であることから、今回、さらに生産増を図ることを決定した。