ジェイティービー(JTB)は、社員の熊田順一氏が国連世界観光機関(UNWTO)本部アジア・太平洋部門コーディネーターとして、日本人では初めて同機関職員に採用され、7月から2年間の任期でスペイン・マドリッドに派遣されると発表した。
観光庁は、観光立国の実現を目指した取り組みを強力に推進しており、UNWTOと加盟各国の政府関係者、観光従事者とのネットワーク構築を強化し、日本の取り組みを様々な国際交流の場で発信、国際観光振興に貢献するための取り組みを進めている。
JTBでは、世界、日本の観光振興、人流拡大に貢献するとともに、日本のツーリズム産業の拡大に寄与し、JTBグループにおけるグローバル人材育成の機会とするため、社員を派遣する。
熊田社員は、JTBでの20年以上にわたる訪日インバウンド業務を中心とした幅広い経験や専門性を活かし、今後の2年間、UNWTO本部アジア太平洋部門コーディネーターとして企画業務に従事する予定。