6月7日、プロ・モトクロス選手権の第3戦がコロラド州レイクウッドのサンダーバレイにて行われ、KTMのケン・ロクゼンが450クラスで総合勝利を果たし2連勝を飾ることとなった。
450クラスのモト1ではトヨタ/ヤマハ/JGRMXのジョシュ・グラントがホールショットを奪ったが、チーム・ヨシムラ・スズキのジェームズ・スチュアートがすかさずトップの座を奪い、その後方にはKTMのライアン・ダンジー、チーム・ホンダ・マッスルミルクのトレイ・カナード、ロクゼンが続くこととなった。
ロクゼンはその後ダンジーとカナードを交わしてトップを走るスチュアートの背後に迫ったが、追い抜くことはできず2位でフィニッシュした。
モト2のスタートではカナードがホールショットを奪取して、その後方にはダンジー、グラント、ロクゼン、スチュアートが続くこととなった。しかしオープニングラップでロクゼンはチームメイトのダンジーを交わして2番手となり、さらに第3ラップでトップのカナードをパスした後に快調なペースを保ち続け、結局2位以下に6秒以上の差をつけてフィニッシュ。
「チャンピオンシップについて言及するのはまだ早すぎるね。僕は良くライドできていると感じているし、強いと感じている。モト1とモト2の間にいくつかの調節をして、モト2では結果を出すことができた」と2‐1の総合優勝を飾ったロクゼンは語った。
プロ・モトクロスの第4戦は6月14日、ペンシルバニア州マウント・モリスのハイ・ポイント・レースウェイにて行われる予定である。
450クラス(モト・フィニッシュ)
1. ケン・ロクゼン/KTM(2‐1)
2. ジェームズ・スチュアート/スズキ(1‐3)
3. ライアン・ダンジー/KTM(4‐2)
4. トレイ・カナード/ホンダ(3‐4)
5. ジョシュ・グラント/ヤマハ(5‐6)
450クラスのチャンピオンシップ・スタンディング
1. ケン・ロクゼン/KTM ‐ 141
2. ライアン・ダンジー/KTM ‐ 129
3. ジェームズ・スチュアート/スズキ ‐ 111
4. トレイ・カナード/ホンダ ‐ 110
5. ブレット・メトカルフェ/カワサキ ‐ 89