古野電気は、6月2日~6日の4日間、ギリシャ・アテネで開催される国際海事展「Posidonia 2014」に出展すると発表した。
「Posidonia 2014」は、隔年で開催される国際的な海事展で、世界各国の海運・造船・舶用機器メーカーが集結する一大イベント。
同社は今回、国際規制により今年7月から既存船でも順次搭載が義務付けられる電子海図情報表示システム「ECDIS」の新製品や、ECDISの操作習熟に必要な各種トレーニングサービスなど、大型外航商船向けの製品・サービスを幅広く紹介する。
同社グループは今回の出展に先立ち、現地子会社フルノ・ヘラス設立5周年を記念したセミナーを、ギリシャの主要船社・船主・船舶管理会社を対象に実施した。
当日のプレゼンテーションでは、同社の最新機器・サービスの紹介に加えて、ワールドワイドなサービスネットワーク網を活用して新造船建造から竣工後の保守・メンテナンス・機種換装をサポートする「ライフサイクルマネジメント」のコンセプトを提示した。船社・船主・船舶管理会社の事業発展に不可欠なビジネスパートナーとしてフルノグループが有効活用されることを訴求し、来場者と活発な意見交換が行った。
「Posidonia 2014」では、セミナーで紹介した最新機器のデモンストレーションなども実施する予定だ。