100歳男性の乗るシニアカー、横断中にバイクと衝突

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18日午前11時30分ごろ、大分県豊後高田市内の国道213号で、シニアカー(電動車いす)で道路を横断していた100歳の男性に対し、交差進行してきた大型バイクが衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はバイク運転者から事情を聞いている。

大分県警・豊後高田署によると、現場は豊後高田市見目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。100歳の男性はシニアカーに乗った状態で道路を横断していたところ、交差進行してきた大型バイクと衝突した。

男性は路上へ投げ出された際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。警察はバイクを運転していた福岡県直方市内に在住する45歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「シニアカーの存在には気づいていたが、止まっていたので横断するとは思わなかった」、「衝突直前に横断を開始して、回避できなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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