朝から爽やかに晴れ上がった5月11日、横浜ベイエリアの観光スポット「横浜赤レンガ倉庫」の屋外イベント広場において、自動車誌「ル・ボラン」が主催する『CAR MEET 2014』が開かれた。会場内はファミリーで楽しめるイベントが目白押し。夕方まで多くの来場者で賑わった。
このイベントは、国内自動車メーカーと海外インポーター、カーナビやタイヤなどの自動車用品関連企業が一堂に会して開くイベントとして、「ル・ボラン」が毎年開催してきたものだ。
会場には国内外の最新乗用車が勢揃いし、身近な軽乗用車からちょっと手が届きそうにない高級スポーツカーまで約60台を展示。各車両は自動車ジャーナリストが感想を交えながらその特徴を分かりやすく解説し、車種によっては試乗もできた。
中でも人気のイベントは、「ぶつからないクルマ」で人気を呼んだスバルの「アイサイト」を体験できるコーナーと、三菱が用意した『デリカD:5』による「登坂デモ同乗走行コーナー」だった。
「アイサイト」体験コーナーは、準備されたソフト壁面に対して自動的にブレーキがかかって停止するお馴染みのイベント。『レヴォーグ』に搭載予定の「Ver.3」ではなく、現行『レガシィ』に搭載されている「Ver.2」なのが残念だったが、それでも順番待ちで長蛇の列ができていた。
「登坂デモ同乗走行コーナー」では、最大45度び傾斜を登るD:5に同乗できるのが最大のポイント。頼もしいエンジンを響かせながら急勾配を登り切ると、同乗者の感動はもちろん、その様子を見守る来場者からは拍手も出たほど大きな注目を浴びた。
また、特設ステージや赤レンガ倉庫館内でもイベントを実施。特設ステージでは、tvk「クルマで行こう!」の番組ステージや、FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」の公開収録のほか、出展メーカーのプレゼント争奪クイズ大会も開かれた。一方、館内では、運転テクニックやファミリーカーの選び方、クルマの安全性に対する自動車ジャーナリストによる講座も開催された。